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セブン・ジェネレーションズ ●新月通信● Vol.5 Jan 2010
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こんにちは、セブン・ジェネレーションズです。
冬らしいお天気続きですが、いかがお過ごしですか?
「ミレニアム」として華々しく幕が開けたことが記憶に残る2000年から
早十年。この「2000年代(2000年~2009年の10年間)」を英語でどう呼ぶか、
まだ決まったものがないんだそうです。
2010年になって初めての1月の新月通信をお届けいたします。
∞∞∞INDEX∞∞∞
1. エクアドル熱帯雨林ツアー:募集締切ります
2. 新連載☆
3. シンポジウム開催情報
4. チェンジ・ザ・ドリーム関連情報
5. 編集後記
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∞1. ∞ エクアドル熱帯雨林ツアー:募集締切ります
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先日1月7日(木)に開催した「エクアドル熱帯雨林ツアー説明会」には、
おかげさまで20名を越えるご参加を頂きました。ありがとうございました。
ツアーの募集は本日15日(金)にて1次締切りとさせて頂きます。
これ以降のお申込みは「キャンセル待ち」として承ります。
今回の説明会は先月のチェンジ・ザ・ドリーム ギャザリングでのご紹介
とは少し趣向を変えて、昨年7月にThe Pachamama Alliance主催のツアーに
参加されたRichardさんとの質疑応答を中心に進めました。
説明会の最後にRichardさんからツアー参加の下準備として、また今回は
ツアーに参加しないとしても普段から心がけると良いこととして、
3つのアドバイスを頂きました。
【1. 窓を開ける】
文字通り「部屋の窓を開けて空気を入れ替える」という意味もありますが、
心がざわつくようなことが起こった時、それをクリアする方法を
何かしら常に持っておくとよいそうです。
【2. 肩を下げる】
人は緊張を感じると、自然と肩が上がるものです。常日頃から意識的に
肩を下げるように心がけることで、緊張からも解放され、リラックス
しやすくなります。
【3. 夢に注意を払う】
寝ている時の夢はもちろんのこと、目が覚めている時にも意識や感覚の
ふとした変化に注意を払っておくとよいとのことです。
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∞2. ∞ 新連載: 7つのつながり Vol.1
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私たちの団体名「セブン・ジェネレーションズ」(Seven Generations)
とは文字通り「7世代」を意味し、アメリカの先住民が何かを決断する際、
必ず7世代あとの子孫に与える影響を考慮するという風習を指すと同時に、
「7つのものを生み出す」という意味もあります。
この活動を通じて7つのもの、すなわち「気づき・智恵・つながり・
ビジョン・行動・勇気・希望」を生み出すことで未来の世代に持続可能で
公正な世界を受け渡したいという想いを込めた団体名です。
これら7つのものは地球上の生きとし生けるものと同じように、
互いにつながりあい、支えあっています。
今号から連載形式で「7つのつながり」についてご紹介して参ります。
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≪気づき AWARENESS / AWAKENING≫
すべての出発点となるのは、私たちが生きているこの世界について、
そして自分についての「気づき」を持つことです。
世界で何が起きているのか、なぜそれらは起きているのか、そして
自分はそれらにどう関わっているのかという「気づき」を得る。
【チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム】はそのためのきっかけの
ひとつです。
その中でも特に重要な気づきは、「私たちは皆、『現代世界の夢』に
とらわれており、それが世界で今起きている問題の根本的な原因に
なっている」ということでしょう。つまり、世界で今起きている問題は、
他の誰でもなく私たち自身が生み出している、という気づきです。
私たち自身が問題の一部であると気づくことは、決して居心地がいい
ことではありません。自分はその問題とは無関係だと信じ、誰かを
非難している限り、気は楽ですが、自分がその問題を生み出すのに
加担していると気づいたら、私たちは痛みを感じざるを得ないでしょう。
こうした痛みと正面から向き合う時に必要になるのが、「勇気」です。
心を開いて目の前の問題を真摯に受け止め、自分もその当事者で
あることを受け入れるには「勇気」が必要になります。勇気を英語で
"courage"と言いますが、その語源を辿ると、もともとは「心を開く」と
いう意味もあったそうです。
一方で、自分が問題の一部であるという気づきは「希望」を与えてくれ
るものでもあります。
シンポジウムの映像にも登場するアメリカの環境社会活動家、ヴァン・
ジョーンズ氏はある講演で次のように語っています。「問題が外にある
と思っている限り、自分は無力である。でも、問題が内にあるいうことは、
自分がその気になればなんとかできるということであり、それはとても
パワフルな気づきである。」
つまり、問題が他人事ではなく自分事であると気づくことができれば、
そして自分とその問題との「つながり」に気づくことができれば、そこに
「自分が変われば、世界が変わる」という「希望」が芽生え、私たちは
「勇気」をもって「行動」を起こすことができるのです。
(次号に続く)
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∞2. シンポジウム開催情報∞
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シンポジウムと対話の組み合わせなど、シンポジウムの理解を更に深められる
特別バージョンも開催されます。ぜひ、ご参加ください!
■2010年1月27日(水)@大阪
※1.5時間のシンポジウム&1.5時間の対話の特別バージョンです。
日時:2010年1月27日(水)13:15開場 13:30開始~16:30終了
会場:Joe'sビジネスセンター梅田 (大阪駅前第4ビル9階東南端)
定員:15名
参加費:初参加の方 1500円、再参加の方 1000円、学生の方 1000円
ファシリテーター:辻井建八
http://changethedreamsymposium.blogspot.com/2009/12/2010127.html
■2010年1月31日(日)@東京・表参道
日時:2009年1月31日(日)9:30開場 10:00開始 16:30終了
会場:東京ウィメンズプラザ 第1会議室(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
定員:30名
参加費:初参加の方 3000円、再参加の方 1000円、学生の方 1000円
ファシリテーター:外岡卓之、杉山美秋
http://changethedreamsymposium.blogspot.com/2009/12/2010131.html
■2010年2月28日(日)@東京・尾山台
日時:2010年2月28日(日) 9:30開場 10:00開始 17:00終了
会場:パイ焼き茶房(東京都世田谷区等々力2-18-1)
定員:20名
参加費:初参加の方 3000円、再参加の方 1000円、学生の方 1000円
ファシリテーター:水戸由美子、丸山まゆみ、大橋靖子
http://changethedreamsymposium.blogspot.com/2010/01/2010228.html
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∞3. チェンジ・ザ・ドリーム関連情報∞
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【チェンジ・ザ・ドリームシンポジウム】の3つの目的、
「環境の持続可能性」「社会的公正」「精神的充足感」を、
より高められるイベントやキャンペーンなどの情報です。
■チャレンジ25キャンペーン、始動!
「チーム・マイナス6%」に代わって、地球温暖化防止のための国民運動
「チャレンジ25キャンペーン」が始まりました。Co2削減は政府や企業の
努力だけでは達成できない、私たちにとっても他人事にしておけない、
緊急かつ重要な全地球規模の課題です。
個人チャレンジャーとしてチャレンジ25宣言する!
■生活の木:精油ボトルリサイクル
ハーブやアロマテラピーの店「生活の木」では【生活の木のエコチャレンジ】
として、精油ボトルリサイクルを行っています。
「生活の木」直営店に使用済みの精油ボトル(10ml)を持ち込むと、
富良野ガラス工房で「ガラス琴」「ガラス小物」へとリサイクル。
「ガラス琴」はアフリカの小学校へ、「ガラス小物」は精油ボトルの回収に
ご協力くださった方にプレゼントする活動です。
捨てる以外になかったモノが生まれ変わって循環する、そんな取り組みの
ひとつです。
■映画「パチャママの贈りもの」
日本人の映画監督・松下俊文さんにより、南米ボリビアのアンデス高地・
ウユニ塩湖を舞台に、雄大な自然と先住民の家族の素朴でやさしい生活が
描かれた映画です。
【チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム】冒頭でもご紹介していますが、
「パチャママ (Pachamama)」とはケチュア語で「母なる大地」という意味
です。そんな「パチャママ」が隠れた主人公とも言えて、観終わった後、
やさしくほっこりした気分になれました。
東京・渋谷の「ユーロスペース1」では1月22日(金)まで公開中です。
劇場情報
■難民アシスタント養成講座・基礎編、開催
海外の難民キャンプについては報道などで目にすることはあっても、
日本に逃れて来ている難民については意外と情報が少ないものです。
欧米と比較すると人種や言語、文化の違いを意識しづらい日本に暮らす
日本人の私たちが、「社会的不公正」の実態を実感するのにお勧めの
講座のひとつです。
◎日時:2010年2月13日(土)・14日(日)10:00~17:00
◎場所:パナソニックセンター東京(東京都江東区有明2丁目5番18号)
◎参加費:12,000円(学生10,000円)
難民スペシャルサポーター(月額3,000円未満) 6,000円
難民スペシャルサポーター(月額3,000円以上) 3,000円
◎定員:60名
◎参加の条件:難民問題に関心のある方、全て参加できる方
◎申し込み締切日:2010年2月5日(金)(定員になり次第締切)
◎問合・申込先:
特定非営利活動法人 難民支援協会
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7-10 第三鹿倉ビル6階
TEL:03-5379-6001 FAX:03-5379-6002
E-mail:info@refugee.or.jp
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∞4. 編集後記∞
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1月12日にハイチで発生した大地震では多くの方が犠牲となり、国際機関や
多くのNGO/NPOが救援活動にあたっているそうです。
■イーココロ!:ハイチ大地震被災地への緊急支援のお願い
クリック募金の「イーココロ!」では緊急支援活動をしている団体の情報を
一覧できるほか、クレジットカードで募金することもできます。各団体の
ウェブサイトもリンクされており、現地の状況や活動報告が紹介されて
いますので、ぜひご覧ください。
本日から、「セブン・ジェネレーションズ スタッフブログ」を始めます。
この活動を進めるにあたっての日々の気づきなどを綴っていきたいと
思っています。
次回配信予定は2010年2月14日(日)です。
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セブン・ジェネレーションズ『新月通信』第5号(2010.1.15発行)
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発行: 非営利団体セブン・ジェネレーションズ
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